2014/10/18
ギレンの野望 妄想その18
【新作ギレンの野望】 再現範囲について その3今回も前回・前々回に引き続き、「次作ギレンの野望」にて採用して欲しい作品群(再現範囲)について少し真面目に論じていきたいと思います。
まず・・。
ゲームの要(かなめ)である『GUI・ランチャー・拡張システム・ネット関連・コンフィグ』などのゲームの根幹を構築します。つまり、「核」となる基幹システムを構築する。(ボードゲームに例えると、ルールブックといったところでしょうか。) この基幹システムをここでは、「Core(コア)・Block(ブロック)・System(システム)」と仮命名します。(以下・・コア) 銘はもちろん、教育型コンピュータ・ジェネレータ内蔵の某有名戦闘機より拝借しています。(笑)
まず、TVシリーズ基準の『機動戦士ガンダム(通称ファースト・ガンダム)』 年代『宇宙世紀0079(一年戦争)』を「コア」である基幹システムを内包した「コア+ファースト・ガンダム」のパッケージで発売します。
当然、初期パッケージはチュートリアル的要素も含んでいる為、難易度・ボリュームは控えめになるでしょう。特にゲーム・ボリュームは、今までにない「過去シリーズ」最低となるでしょう。(最終的には過去最高のボリュームになります。)
ここで提示した「一年戦争」はTVシリーズに準じており、他の媒体(08小隊などのOVA・小説・他ガンダムゲームなど)は含まれない、純粋にTVファースト・ガンダムだけとします。
販売方法は、ユーザーのニーズに合わせて「パッケージ版」・「DL版」どちらも対応するとします。ユーザーにとって非常に気になる価格ですが、こちらも当然、内容・ボリュームに見合った価格で提供とします。(理想は3000円前後か?) DL版はパッケージ版より価格がリーズナブルとします。
その後、
OVA追加パッケージ(08小隊・ポケ戦・0083など・・個別作品に細分化可能)
Zガンダム(TV版)パッケージ
Zガンダム(movieEdition)
ZZガンダム・パッケージ
逆襲のシャア・パッケージ
漫画・パッケージ(ギレン暗殺・ジョニー・ライデンの帰還など・・個別作品に細分化可能)
ゲーム・パッケージ(THE BLUE DESTINY・ジオニックフロントなど・・個別作品に細分化可能)
CG作品・パッケージ(MS IGLOO1年戦争秘録など)
小説・パッケージ(閃光のハサウェイなど・・個別作品に細分化可能)
などを追加DLC(DLC限定とする。)をボリュームに見合った適切な発売価格にて提供とする。メリットとして、各自の好みに見合う作品のみDLし追加できる為、好みに合わない作品を抱き合わせ販売よろしく高値で購入する事もなく、萎えポイントが減る。(笑)
<バンナムDLC・販売戦略 罪と罰編>はいずれ。。(笑)
ここで重要なのは、メーカー側は「販売ロードマップ」を予め作成し、ユーザーに開示する事でしょうか。
DLC追加作品の発売予定日ロードマップ公開は必須です。
ここで注意すべき点は、コア・パッケージ版発売直後(新ギレンでは新作販売の一週間後でしたね)にDLC販売するなどの愚かな戦略は絶対にとらない事。(理由は追々) ユーザーの立場で考えると販売ロードマップ開示のメリットとして、現在のように「次期ギレンの野望」を開発しているのか?いないのか?の不安感がなくなる。
メーカーの立場で考えると、今後も末永くバイナムはギレンの野望を見捨てないアピールができる。(笑) あるいは、見捨てていないアピールができ、ユーザーに安心感を与える事ができる。つまり、ギレンの野望はオワコン(終わったコンテンツ)ではない事を内外にアピールできる。
理想は2年くらいに渡る販売ロードマップを提示できればよいかと。
まだ完結していない媒体にて展開中の作品は、途中にて「フェーズ1」などと謳い販売し、作品が完結したら「完全版」として販売するのもありかと。
<例>
サンダーボルトは現在3巻までコミック発売中ですので、3巻までのキャラ・機体・イベントを盛り込み、不完全版「フェーズ1」として安価でDL販売する。連載終了(何年も先になるかと思います。)後、完全版「ファイナル・フェーズ」として同作品すべて網羅したversionを販売。DL不完全版をすでに購入しているユーザーには、完全版を更に安値にて提供。(WindowsのversionUP版販売のそれと同じ思想。)
ここで一旦まとめます。
メーカー側(サイド)
<メリット>
・一度「コア」を制作してしまえば、DLCコンテンツの開発費は安くなる。
(作品のボリュームに左右されるとは思いますが)
・旬なガンダム作品を無理やり中途半端に提供する事なくユーザーの不満が減る。
・DLC販売ロードマップを作成・開示する事により、毎回発生する経営陣との企画会議にて折衝する必要がなくなり、安心して制作に取り組める。(仮に2年分のロードマップ開示した場合、その2年間は制作に注力できる。)(経営陣が制作陣に介入してくる余計な介入ポイントが減るといったところでしょうか(笑))
<デメリット>
・DLCへの根強い反発?が払拭されない? (DLC乱発は拝金主義と思われる可能性大)
・第一作目の「コア+ファーストガンダム」システムがユーザーに受け入れられない場合、以降の売上がジリ貧になる危険性がある。
・DLC作品の人気不人気に売上が左右される。
ユーザー側(サイド)
<メリット>
・自分の好きな作品だけでギレンの野望を構築できる為、士気が上がる。(要するに楽しい)
・DLCが数ヶ月後・数年後まで発売されると告知される事により、安堵感と楽しみが増える。
・抱き合わせ販売感が薄れ、納得感が得られる?(笑)
・新システムが気に入らない(自分に合わない)場合は以降の出費が抑えられる。(1番悲しいメリットですが・・)
<デメリット>
・初期版はボリュームが少ない為、DLC販売までユーザーが我慢できない?
・DLCへの根強い反発が払拭されない? (新ギレンの野望反省会は後々・・)
どちらにしても命題はいかにユーザーの賛同を得られる(10年色褪せない画期的な)「コア」システムが構築出きるかにかかっているのとDLCシステムのユーザー不信を払拭できるかにかかっていると思います。DLCは取り扱い方法を間違えると批判の対象になりやすい手法ですが、上手に戦略的に展開すれば、メーカー・ユーザーともにメリットのある魅力的な手法でもあると私は思っています。ゲーム業界全体に言える事だと思いますが「課金システム(ここでは敢えて拝金システムとします。)」などの目先の利益のみを追い求める愚かさ。その後に待ち受けるユーザーのメーカーに対する不信感。メーカー側はユーザーの信頼を損ねた代償はとてつもなく大きい事を肝に銘じて欲しいものです。
【成功への道】 絶対条件
・母体(核)となる「10年色褪せない」ゲームシステム構築が必須。
・ユーザーのDLCへの不信感払拭。
・初期発売セットである「コア+ファーストガンダム」をいかに安値で提供できるか。(第一冊目が豪華で原価割れしているとしか思えない、デアゴスティーニ戦略とか(笑))
・メーカーに販売ロードマップを作成し開示できるほどの長期的戦略眼があるのか。
「コア」はいわばこのゲームの面白さを左右する大事なメインフレームに当たる為、時間をかけてじっくりと構築して頂きたいと思います。
【追記】
コア・ブロック(コア・ファイター)には、教育型コンピュータが内蔵されており、MS・パイロットの行動パターンを蓄積し更新できるという非常に優れたシステムです。常に最適化・拡張・進化するという意味も込めて、銘を拝借しました。次世代ギレンの野望でも、今後10年色褪せない、常に時代の進化に対応できる核(コア)となるシステムを構築して欲しいものです。
【追記改】
初期販売の「コア+ファーストガンダム」パッケージだけでも、シナリオやムービーなどの演出を充実させ、以前このブログで紹介した「ガンビットシステム」「模擬・擬似戦闘システム」などを導入する事により、初期のボリューム不足感をある程度補えるのではないでしょうか。
【追記改ニ】
モビルスーツバリエーション (MOBILE SUIT VARIATION) MSVとエースパイロット達は 「コア+ファーストガンダム」パッケージに始めから入れておきましょうか。さすがに初期ボリュームが少ないかもと・・。(笑)
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